山中慎介
【プロボクシング:WBC世界バンタム級タイトルマッチ12回戦】15日◇京都・島津アリーナ京都

山中にとっては地元で、挑戦者の同級1位ルイス・ネリ(22=メキシコ)に4回TKOで敗れ、初黒星を喫することとなった。

1Rから、山中のガードが甘いように感じた。
相手のネリは、攻撃的に振ってくるので、これは、当たったらヤバイなと思った。

連続で撃たれないようにクリンチしていたのが、気になったが、これは作戦通りという解説。

試合が始まる前のちょっと和やかな感じ、帝拳側に笑いすらあったのが、引っかかったけど、余裕なのかなと思った。

3Rが終わった時は、大丈夫そうだったが、4R、ネリが手を緩めることなく打って出た。

顔のガードが甘い分、打たれまくった。

山中慎介
1発を狙っての作戦だったのか・・・素人には分からないが、倒れこそしなかったが、山中意識はあったのだろうか?

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山中慎介セコンドから、タオルが投入され、スタッフがリングに上がった時、山中が『なんで?』と言ったように見えた。

これまで山中にはすごい試合を何度も見せてもらった。
本当に、こんなに集中してみれるボクシングの試合はここ最近では、内山高志、長谷川穂積、山中慎介くらい。
もちろん、他も強いボクサーはいるが、個人的には、ハラハラ・ドキドキ・感嘆という点でね。

試合後、号泣していた山中慎介。
客席からは、『がんばった!』という声。

長い間、王座防衛は、本当に大変なことです。
具志堅用高は、改めてすごいボクサーだったんだと思いますね。

山中慎介、ここまで、よく頑張った!お疲れさまでした!と私は言いたい。
今後、どうするかは分からないけれど。