佐村河内守さんは1963年9月21日広島県生まれの作曲家。
被爆2世で全聾の作曲家として
現代のベートーヴェンとも評された人物。

あの高橋大輔選手も彼の曲を気に入り
ソチ五輪SPでも使用することで話題になってますね。

試合直前にこんな問題がもちあがり
そんな急に変更するなんてこと
できないですよねー(~~;)

交響曲第1番≪HIROSHIMA≫ のヒットは
クラシック界では異例の18万枚以上の売上げだそうです。

耳がまったく聞こえず絶対音感だけをたよりに
作曲していると言っていたそうですが

昨年11月に月刊誌
BLACKザ・タブーが
佐村河内氏は本物か?
という記事を書いていて
それを読んだ新垣隆氏が
隠し通せないと名乗り出たそうです。

それともうひとつ
佐村河内氏の自伝で幼少期のところが
佐村河内氏に語った新垣氏の幼少のころ
そのままだったということも
告白するきっかけとなったみたいですね。

なんだかこうなると
なにがホントでうそなのか
わからなくなってしまいます。

しかし、本格的にクラシックを学んだことはなく、
独学で学んだそうですが
クラシックって
独学で作曲できるんでしょうか?

佐村河内氏のゴーストライターをしていたという
新垣氏と共作であるとして
作品を発表していたなら
こんな事態にならなかったかもしれませんね。
新垣さんに曲の依頼をするときに
自分のイメージを
文字と図のようなもので伝えていた。
でも、あれをみると
佐村河内さんは、
楽譜は読めない、書けないけれど
もしかした彼の頭のなかで
旋律がひらめいていたのではと思った。

この報道で気になったのが
新垣氏の報酬は今までどのくらい受け取っていたのか?
ということ。

これまで、だいたい1作品あたり20-30万くらいで
交響曲第1番≪HIROSHIMA≫ のときで
彼いわく、破格の200万円だったそうです。

でも、この作品の印税とかって幾らだったのか
気になるところですね。

強、6日に行われた新垣氏の会見では
佐村河内氏の聴力のことも聞かれ
『私の認識では、
会ってから今まで耳が聞こえないと感じたことは
一度もない』
と佐村河内氏が全聾(ろう)であることを否定している。

佐村河内守氏を知らなかったひとにも
その名を知らしめることになったこの騒動。

この後、どんな展開を見せるのでしょうか・・・。

でも、たくさんの人を感動させるような
すばらしい曲なんだから
その曲に汚点をつけるようなことって
しないでほしいと私は思います。

どちらにしろ
イメージを描いて依頼した佐村河内さんと
そのイメージを具現化した新垣さんの存在
どちらがかけても
その曲は出来上がらなかったのですから。